光市事件弁護団に所属していた今枝仁弁護士が、自分のブログで、弁護人を辞任することを表明した。
【追記】【注意】今枝弁護士は14日、一旦弁護人辞任を表明していたが、翌朝、それを撤回した。それに関する私の感想は、記事の最後を参照。
今枝弁護士が書いた①から⑦までの「私の弁護団への要望」は、言い換えれば弁護団への不満項目なので、これについて簡単なコメントを書きたい。
光市事件弁護団に所属していた今枝仁弁護士が、自分のブログで、弁護人を辞任することを表明した。
【追記】【注意】今枝弁護士は14日、一旦弁護人辞任を表明していたが、翌朝、それを撤回した。それに関する私の感想は、記事の最後を参照。
今枝弁護士が書いた①から⑦までの「私の弁護団への要望」は、言い換えれば弁護団への不満項目なので、これについて簡単なコメントを書きたい。
テレビで懲戒請求を呼びかけられて業務を妨害されたとして、橋下徹弁護士を裁判に訴えている光市事件弁護団所属の弁護士たちが、公判に関するサイトを開設した。(サイトへのリンクは本エントリーの末尾にあります)
弁護団(注)の主張や関連資料が読めるほか、弁護団や橋下弁護士に関するいくつかのサイトへ行くこともできる。(橋下弁護士側の主張や資料は、本人のブログにアップされると思われる)
ここでマスコミとの関連で興味深いことは、弁護団がテレビ局を提訴しない方針を示していることだ。
各マスメディア報道によると、橋下弁護士(大阪弁護士会所属)が読売テレビ系番組「たかじんのそこまで言って委員会」で、光市母子殺害事件被告人弁護団への懲戒請求を呼びかけ、業務を妨害されたとして、弁護団の弁護士が提訴に踏み切ったもようである。
橋下発言以降の事実経過と私の主張はこのブログの前の記事で書いたが、当事者同士の法的な争いになったので、今後これ以上のシロウトによる「法学論争」はあまり意味がないように思われる。
しかし、橋下シンパが今後具体的にどういう行動に出るのかは注目である。
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山口・光市事件弁護団に対するネット上での「懲戒請求」の動きの中心になっていたまとめさいと
・「21人の弁護士に懲戒請求を求める ---光市母子殺害事件--- @ ウィキ」
hxxp://www34.atwiki.jp/tyokai-seikyuu/
が、23日には削除されていた。
私は前のエントリのコメント欄で「本当にヤバくなったら、ケツをまくって逃げるつもりでしょうか、懲戒請求した人々を置いてきぼりにして」と書いていたが、それが現実化したようだ。
3日前の20日には、「J-CAST」というネット専門ニュースサイトが、次の記事で『懲戒請求を呼びかけるための「まとめサイト」まで登場している』として、このサイトを紹介していた。
・母子殺害事件弁護団 ネットで懲戒請求「運動」広がる
ところが、この「まとめサイト」の運営サイドとおぼしき人物によるコメントが20日夜にあった。
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最近、山口・光市事件弁護団に対する懲戒請求をめぐり、ネットの一部(おそらくごく一部)で議論が盛り上がっている。
事実の経過をまとめると、以下のようになる。
・橋下徹弁護士が、「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ系)の5月27日放映で、光市事件弁護団に対する懲戒請求を提案(というよりも扇動)
↓
・「21人の弁護士に懲戒請求を求める ---光市母子殺害事件--- @ ウィキ」
hxxp://www34.atwiki.jp/tyokai-seikyuu/
というサイトが立ち上がる。
↓
・ある弁護士の運営するブログ(情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士)が、懲戒請求の濫用が不法行為を構成する場合があるとする最近の判例を紹介し、「橋下弁護士の口車に乗って光市事件弁護団の懲戒請求をしたあなた、取り下げるべき」とアドバイス
↓
・懲戒請求の動きに動揺が広がる。
↓
【6/21追記】
・山口の母子殺害で懲戒請求数百件 有志弁護士が中止求めアピール(共同)
有志弁護士も500人以上にのぼる
↓
【6/23追記】
・「J-CAST」で報道される
hxxp://www.j-cast.com/2007/06/20008589.html
↓
・上記懲戒請求サイトが消える
↓
【9/4追記】
・弁護団所属弁護士が橋下徹弁護士を提訴
↓
【9/22追記】
・懲戒扇動被害弁護団のページが開設される
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6月5日のマスコミは、山口県光市の母子殺害事件のの主任弁護人を務める安田好弘弁護士を名指した脅迫状が、日本弁護士連合会(日弁連)に届けられたと報道された。
読売新聞によれば、脅迫状には「凶悪な元少年は抹殺しなければならない。それができないならば、元少年を守ろうとする弁護士たちから処刑する」「最悪の場合は最高裁判所長官並びに裁判官を射殺する」とあったという。犯罪を罰するためには自ら犯罪をすることも辞さないという倒錯した発想だ。
犯人に関する情報はほとんど示されていないが、マスコミによる憎悪扇動がなければ、ここまでエスカレートはしなかっただろうと思う。そういう意味では、れっきとしたテロとして、伊藤一長・前長崎市長射殺事件や、加藤紘一代議士事務所放火事件などにも延長線上につながるものでありながら、それらとはまた異なる展開が考えられる。
この事件に関連し、次のブログがおもしろい。
「ブログ炎上にたかるハエと同じ(笑)」-坑外のカナリアもさっき死にました
……「いや~世の中正義感に溢れた人が多いよなあ。
それなのに何で世の中もっと良くならないんだ?(笑)」
(略)
「なんちゃって正義の味方(笑)。ネットの世界にはこういう人良くいるよね(笑)」
(略)
最近はこういう事をホザいてるだけのアホとそれを何らかの形で実行に移すアホ、 その垣根が低くなってる気がするけどな」
(略)
「ほかのブログに目を通してみても
『気持ちはわかるけど……やっぱりいけないと思います』みたいなのばっかだろ。
どっちなんだよ(笑)」
「実際、『あの弁護団こそ死刑にすべきだ!』みたいな意見も多かったよね」
それらは「犯罪者予備軍みたいな意見」ということでもあるかな。そろそろ「自作自演説」もでてきそう。